| 商品 No. KA-0728 | |
|---|---|
| 銘 |
表: 藤原国倫作 裏: 慶應二年八月（以下切） |
| 姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅あり重ね厚く、控え目に反りが付く実直な姿 |
| 国 | 陸奥国弘前 |
| 時代 | 幕末期（1865年） |
寸法
| 刃長 |
2尺 2寸 1分 1厘
67 cm
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| 反り |
4分 3厘
1.3 cm
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| 元幅 |
9分 9厘
3.01 cm
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| 先幅 |
6分 8厘
2.06 cm
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| 棟重 |
2分 6厘
0.78 cm
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日本美術刀剣保存協会鑑定書
| 鑑定書 | 保存刀剣 |
| 交付日 | 令和05年03月10日 |
登録証
| 都道府県 | 北海道 |
| 交付日 | 令和05年12月05日 |
詳細情報
| 鍛 | 小板目よく詰み潤う |
| 刃文 | 叢なく匂口深い直刃 |
| 帽子 | 深く小丸に返る |
| 茎 | 磨上（1寸4分、4.4㎝）筋違鑢 |
| 目くぎ孔 | 2 |
| 鎺 | 素銅鎺 |
外装情報
| 外装 | 拵付 |
| 拵 | 黒蠟磯草塗鞘半太刀風拵 |
| 拵全長 |
3尺 2寸 6分 7厘
99 cm
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| 柄全長 |
7寸 6分 6厘
23.2 cm
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| 鐔 | 丸透図、鉄地 竪丸形 波形土手耳 |
| 目貫 | 鞍置馬図、赤銅地 容彫 金色絵 |
| 縁頭 | 金縁魚子地 |
| その他 | 白鮫皮着せ碧色糸摘み巻柄 |
| 価格 | 売却済 |
説明
| 国倫（くにとも）は江戸時代後期の陸奥国弘前刀工。同じ慶応頃の水心子門流「弘前住紀倫賀（ともよし）」と「倫」が通字で有縁か。作刀地の弘前藩は現在の青森県西部、陸奥国津軽地方を治めた藩。幕末期に蝦夷地の警備を任され、戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に属したが脱退して新政府軍に付き、その結果、庄内藩や盛岡藩を相手に連敗したが戦後1万石の加増を受けた。本作は慶応二年紀、北海道登録、操作性を高めるべく1寸4分程磨上がおこなわれた弘前激動期の作刀。鍛えは潤い感のある詰んだ小板目、刃文は肥前刀上作に見紛う叢のない帯状の直刃。黒蠟磯草塗鞘半太刀風拵が付されている。2023年保存刀剣審査合格。 |
