| 商品 No. WA-0737 | |
|---|---|
| 銘 |
表: 藤原国包(十二代) 裏: -- |
| 姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅重ね尋常 整った姿 |
| 国 | 陸奥国仙台 |
| 時代 | 江戸時代後期(天保頃) |
寸法
| 刃長 |
1尺 4寸 9分 2厘
45.2 cm
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| 反り |
2分 6厘
0.8 cm
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| 元幅 |
9分 1厘
2.75 cm
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| 先幅 |
7分 0厘
2.12 cm
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| 棟重 |
2分 6厘
0.78 cm
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日本美術刀剣保存協会鑑定書
| 鑑定書 | 保存刀剣 |
| 交付日 | 令和元年08月26日 |
登録証
| 都道府県 | 宮城県 |
| 交付日 | 昭和29年10月01日 |
詳細情報
| 鍛 | 柾目肌 |
| 刃文 | 直調小互の目を交えて僅かに湾れ小足入る |
| 帽子 | 直ぐに丸浅く返る |
| 茎 | 生ぶ、化粧付筋違鑢 先細る栗尻 |
| 目くぎ孔 | 1 |
| 鎺 | 素銅地金鍍金祐乗鑢鎺 |
| 価格 | 売却済 |
説明
| 伊達六十二万石の仙台藩では多くの刀工達が鎚を振るい軍備の需に応じた。その仙台で藩工として代表するのが本郷国包の系統。名工の誉れ高い初代国包以降、幕末に至る十三代まで家伝の作風を伝えた名門。本作は、銘の特徴より十二代国包。十二代国包は、本郷源兵衛、十一代の長男で寛政十二年(1800)生、文化十二年(1815)家督を継ぎ、弘化五年(1848)49歳没。天保十五年(1844)刀剣・刀装の製作にかかわる藩工らのとりまとめ役に任じられ、文政十二年(1829)、天保十三年(1842)と二度にわたり藩主奉納太刀を鍛え上げている。本作は仙台国包の伝統を墨守した十二代国包脇指。2019年保存刀剣審査合格。 |