| 商品 No. WA-0799 | |
|---|---|
| 銘 |
表: 粟田口近江守忠綱 裏: -- |
| 姿 | 鎬造り庵棟、中切先 程よく反りが付き、身幅広く刃区深く残る健全な姿 |
| 国 | 摂津国 |
| 時代 | 江戸時代中期 |
寸法
| 刃長 |
1尺 5寸 5分 1厘
47 cm
|
| 反り |
3分 3厘
1 cm
|
| 元幅 |
1寸 0分 5厘
3.17 cm
|
| 先幅 |
7分 7厘
2.33 cm
|
| 棟重 |
2分 2厘
0.68 cm
|
日本美術刀剣保存協会鑑定書
| 鑑定書 | 保存刀剣 |
| 交付日 | 平成11年06月04日 |
登録証
| 都道府県 | 愛知県 |
| 交付日 | 昭和26年03月08日 |
詳細情報
| 鍛 | 小板目、地沸よく付き、地景入る |
| 刃文 | 大互の目乱れ、匂口冴えて深く、足よく入り、小沸よく付き、砂流しで足を切る |
| 彫刻 | 表に真の剣巻龍、裏に護摩箸 |
| 帽子 | 横手上乱れ直ぐ、小丸に浅く返る |
| 茎 | 生ぶ、鑢目筋違、先刃上り栗尻、大鏨の長銘がある |
| 目くぎ孔 | 1 |
| 鎺 | 金鍍金二重鎺 |
| 価格 | 売却済 |
説明
| 本作は銘振りの特徴より一竿子忠綱(二代忠綱)。一竿子忠綱は初代粟田口近江守忠綱の子で父と同様近江守を受領。技量は父に優り、彫刻の名人としても名高い。津田助廣、井上真改と共に大阪新刀の三傑と称されている。本作には表に見事な真の剣巻龍、裏に護摩箸の刀身彫りがあるが一竿子の龍とは異なる。「彫同作」「彫物同作」と添銘なく刀身彫刻は別人。しかしながら大きな欠点はなく、地刃共に健全で優れた脇指といえる。1999年保存刀剣審査合格。 |