新着情報 刀装具
目貫
Jul 14, 2025
商品 No.
MEN-3034
銘
無銘(水戸)
画題
源平水上合戦図
時代
江戸時代後期
寸法
左縦
1.83 cm
右縦
1.62 cm
左横
6.23 cm
右横
6.31 cm
外装
国
常陸国水戸
鑑定書
保存刀装具
説明
波飛沫を立て戦う騎馬武者の図。采配を手にする表目貫と薙刀を構える裏目貫は源平合戦の一場面であろう。通常の倍ある大目貫で活写し、顔の表情に緊張感があらわれている。水戸と極められて2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
売却済



目貫
Jul 14, 2025
商品 No.
MEN-3033
銘
割際端銘 吉岡・尹次(まさつぐ)
画題
蓑亀図
時代
江戸時代後期
寸法
左縦
1.43 cm
右縦
1.46 cm
左横
3.61 cm
右横
3.61 cm
外装
国
武蔵国江戸
鑑定書
特別保存刀装具
説明
蓑亀(みのがめ)は甲羅に緑藻などが生えて、蓑を羽織ったように見える石亀。「鶴は千年、亀は万年」といわれ、亀は長寿の象徴。蓑亀は長寿の亀のなかでもさらに長生きした亀でとても目出度い亀とされ、縁起物としてあらわされてきた吉祥図。作者の吉岡尹次(まさつぐ)は尹次郎(まさじろう)とも銘を切る。宗次(初代吉岡重次庶子・寛永十五年生)を祖とする別系吉岡派の六代目。本作は吉岡流の技法で鏨を効かせた蓑亀図目貫。2025年2月刀装具審査で特別保存合格。
価格
売却済



鐔
Jul 27, 2025
商品 No.
TSU-3042
銘
水戸住 一勇斎 元徳(花押)
画題
雪月花図
時代
幕末期
寸法
縦
6.95 cm
横
6.69 cm
切羽台厚さ
0.36 cm
外装
国
常陸国水戸
鑑定書
特別保存刀装具
説明
一勇斎元徳(もとのり)は泰山氏。幕末から明治初期の水戸金工。金工辞典によれば、二代元孚の門人と記載があるが、本作は意気で奇抜な意匠。「口紅」と称される櫃孔上下の素銅責金は、明らかに幕末の江戸で一世を風靡した田中清寿を棟梁とする東龍斎派の作風で、東龍斎派の高弟(寿景、政景)を想わせる作。元徳が東龍斎派に師事した資料は得られず今後の研究に期待したい。「鋼と色金-茨城の刀剣と刀装」所載。1997年特別保存刀装具審査合格。
価格
予約済

縁頭
Jul 27, 2025
商品 No.
FU-3044
銘
直利
画題
鶴図
時代
江戸時代後期
寸法
頭
3.05 cm
頭
3.66 cm
頭
1.26 cm
外装
鑑定書
特別保存刀装具
説明
鶴は古来より瑞鳥とされ松や亀と共に長寿や祝いの図として描かれてきた。本作は葦辺に舞う鶴(縁)と長い首を下げて餌を啄む鶴(頭)図。「直利」は二字銘で詳細未確認ながら作柄より一柳軒を号した水戸の直利と思われる。2024年特別保存刀装具審査合格。
価格
売却済



縁頭
Jul 27, 2025
商品 No.
FU-3045
銘
無銘(村上派)
画題
蝶図
時代
江戸時代後期
寸法
頭
3.42 cm
頭
3.85 cm
頭
1.34 cm
外装
国
武蔵国江戸
鑑定書
保存刀装具
説明
本作は村上派と極められた蝶図縁頭。村上派の代表工村上如竹は師伝が明確ではないが、鐙(あぶみ)象嵌師から転じて著名な金工になったと伝わる。高彫の据紋象嵌が多く彫刻は精巧。風格ある作を遺す。子弟みな如某と名のり如竹一派として愛好され、独自の縮緬石目地に蝶や蜻蛉、魚類などをあらわす。本作は赤銅の色よく如竹一門得意の図。2025年2月刀装具審査で保存合格。
価格
売却済



小柄
Jul 27, 2025
商品 No.
KOZ-3046
銘
無銘(浜野)
画題
寒山図
時代
江戸時代後期
寸法
長さ
9.75 cm
幅
1.43 cm
外装
国
武蔵国江戸
鑑定書
特別貴重小道具
説明
寒山と拾得は、天台山国清寺に住み、豊干(ぶかん)禅師に師事したといわれる唐代の伝説上の人物。奇行が多く、文殊・普賢の化身と称された。その飄逸な姿を組み合わせて、禅僧たちの間で好まれた画題。本作は寒山のみをあらわした四分一地小柄。浜野派と極められた特別貴重小道具認定書付き。浜野派は奈良利寿(としなが)門人の浜野政随(1696-1769)が祖。名人政随は江戸神田に開業して多くの門弟を養成し有名な金工を多数輩出。浜野派は幕末まで諸金工に大きな影響を与えた。奈良派や横谷派が後藤系であったことから優美さに力点が置かれたのに対し、浜野家の特徴は江戸好みの豪放な高肉彫の和漢人物など大模様を描きこれに松竹梅などの樹木を配した大らかな作が多い。
価格
60,000円



笄
Jul 28, 2025
商品 No.
KOU-3048
銘
無銘(古美濃)
画題
牡丹唐草図
時代
室町時代
寸法
長さ
20.6 cm
幅
1.06 cm
外装
国
美濃国
鑑定書
特別保存刀装具
説明
美濃は京都に近く交通の要衝であることから、地理的に好条件が整い古来より彫金技術が発達した。草花や動物を鋤下げて浮彫にする作風。桃山時代以前の作とされるものを「古美濃」、それ以降を「美濃」と称している。本作は美濃彫で、百家の王といわれる牡丹と伸び続けることから一族の繁栄や長寿を意味する唐草との吉兆図。2010年「古美濃」に極められ特別保存刀装具審査合格。
価格
250,000円



鐔
Jul 28, 2025
商品 No.
TSU-3047
銘
応需 中川一的鏨 慶応第四辰歳 余月作之
画題
梅樹図
時代
寸法
縦
8.09 cm
横
7.61 cm
切羽台厚さ
0.34 cm
外装
国
美作国津山
鑑定書
特別保存刀装具
説明
中川一的は天保六年(1835)作州津山生まれ。若銘を勝好、勝敬と名乗る。中川一匠、正阿弥勝義が兄。文久元年(1861)父兄の協議で中川本家の継承者となり中川家九代目を相続、津山藩松平家の抱え工となる。明治になり兄一匠の仲介で後藤一乗の門人となり師の一字を許され一的と名乗る。一乗門筆頭格である一琴風の毛彫・甲鋤彫・平象嵌などを得意とする。本作は茎櫃孔が原形で保たれた美品。甲鋤彫で巧みに梅樹が描かれている。2024年特別保存刀装具審査合格。
価格
300,000円


























