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商品 No. KOZ-2655
画題 蜃気楼図
濱野矩施
材質 四分一磨地 鋤出高彫 象嵌色絵
武蔵国江戸
時代 江戸時代後期
落し桐箱
寸法
長さ
9.76 cm
1.46 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 特別保存刀装具
交付日 令和05年04月04日
価格 200,000円 購入
説明
半開きになった大きな貝から気が立ち昇り、その中に山水や楼閣があらわれる図は「蜃気楼」。蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。中国と日本で伝承され、竜の類とする説と巨大なハマグリとする説がある。 蜃気楼の名は「蜃(みずち)」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。 本作者の濱野矩施(のります)は二代濱野矩随(のりゆき)の若名。初代矩随の子で濱野政随に14歳で入門。17歳で政方と名乗り、その後一門の永随に師事して矩施と改める。22歳時に亡父の遺言により二代矩随を名乗る。明和八年(1771)生まれ嘉永五年(1852)没。二代矩随は濱野を「濱埜」と鐫る。初代に劣らぬ良工。特別保存刀装具。